こんにちは、
院長のイトーですヽ(^o^)丿
本日もたかの森のブログを
読んでいただき
ありがとうございます。
今回のテーマは、
『症例・40代女性の急性腰痛』です。
2019年初回の症例です。
40代女性、Sさんです。
ぎっくり腰かも?と連絡が入り来院。
年末に仕事先での大掃除で
かがんで床を念入りに磨いたり、
高い所の窓を拭いたりしていて、
痛みが出現し
年末年始の休みで
車に2時間乗り、田舎に帰省したりと
忙しい&腰にはハードだったみたいです。
で昨日から、
痛みが強くなってきた~(≧◇≦)
ダメかも?となったそうです。
で、この患者さんは
この痛みに対して疑問を
抱いていて
『何がいけなかったのかしら?』
と聞かれたので
納得いくまで
ご説明させていただきました。
(正味10分くらい)
① 腰の構造と
② NGな行動と
③ これからどうすればいいのか?
この3つですね。
ここからは私の持論です。
①の腰の構造は、
腰を曲げる筋肉と、伸ばす筋肉の
力の拮抗関係のバランスが崩れたため。
わかりやすく説明すると
関節の曲げ伸ばしは
筋肉のつな引きによって起こります。
これは
指でも腰でも一緒です。
でも、人は前側についている
筋肉の方が強くできています。
腰痛を発生させる原因の筋肉は
腸腰筋という腰を曲げる仕事を
している筋肉が硬くなり
伸びにくくなっているため
と考えます。
逆に腰を伸ばす筋肉
腰方形筋などは
腸腰筋に比べて、
力が弱いと考えています。
このSさんのパターンですと
座るときよりも
立つときの方が痛みが強いとのこと
なので、
まさにこのパターンですね。
ちなみにこのSさんは
側弯症の持ち主なので
骨盤自体が歪んでいます。
そして、
仙腸関節も硬いのです。
なので、腰痛が出やすい腰と
わたしは考えています。
② NGな行動は?
腰痛が出始めた時にすぐに
来院すればここまでは
ひどくはならなかった(ハズ)
痛みが発生しているのは腰ですが、
足の張り、硬さが強かったので
ここら辺が根本的は痛みの
発生原因かなと考えました。
③ これからどうすればいいのか?
今は痛みがあるので、
できる範囲内で
『腸腰筋を伸ばすストレッチ』を
するのがベストと伝えました。
簡単に説明すると、
アキレス腱を伸ばす動作といえば
イメージしやすいかもしれませんね。
ただし、
上半身はまっすぐ垂直に
立てて行うことと、
『やらなきゃ!』とは思わないこと
です。
『ストレッチやらなきゃ(≧◇≦)』と
考えていると、
逆にやらなくなるので、
ついやっちゃった(^^♪
くらいの気持ちでやってくださいと
お伝えしました。
施術自体は体全体を
軽く揺らすていど、
特に足を重点的に緩めました。
施術後、
ベッドから立った時に
施術前との違いを
実感されていました。
腰痛や、膝の痛みは
ギュウギュウ押すよりも
軽く揺らすくらいで痛みは取れます。
もともと硬い体というのは無いと
わたしは考えていますので
その緊張や原因を取ってあげれば
痛みは消えていきます。
腰痛や膝の痛み、肩こりでお悩みなら
ぜひご予約を
電話:049-262-7030
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。