こんにちは、
院長のイトーですヽ(^o^)丿
今回のテーマは
『当たり前を疑ってみる』です。
今から、3年くらい前に
ジェームズ・スキナーさんの
ライブセミナーを
受けてきたことがあるのですが
その中で
『当たり前を疑ってみる』という課題を
出されました。
どういうことをするかというと
持っているノートに
今、思っている、
または
やっている『当たり前』を
書き出していきます。
例えばわたしなら
・朝、出勤する。
・朝、目を覚ます(起きる)
・患者さんを施術する。
・初めての方は問診する。
・症状について説明する。
・施術について説明する。
・お昼ご飯を食べる。
・朝ごはんを食べる。
…etc
こんな感じで
書き込んでいきます。
次に、
書き込んだすべてのことを
疑ってみましょう!
・ほんとうに朝、出勤しなきゃダメ?
・朝、目を覚まさなくてもいい?
・患者さんを施術しなくてもいいんじゃない?
・初めての方は問診しなくてもいい?
・症状について説明しなくてもいい?
・施術について説明しなくてもいい?
・お昼ご飯を食べなくてもいいのでは?
・朝ごはんを食べなくてもいいのでは?
この課題で気づかされたきがします。
今まで、
当たり前を当然のように
『疑ってもみなかった?!』
来た患者さんすべて施術を
しなくてもいいのではないか?
毎日毎日決まった時間に、
出勤しなくてもいいのではないか?
ごはんてホントに必要か?
当たり前を疑ってみることの
大切さに気が付いたと同時に
そう言えば、患者さんて
『痛みに囚われているよね』とも
感じました。
痛みを出すのも、治すのも
患者さんの自然治癒力です。
私はその『自然治癒の力』を
上げるお手伝いをしているだけ。
治しているわけではありません。
究極は手技を通しての
『施術をしなくてもいい』
という思いに到達しました。
事実、
以前に比べて、力(物理的な力)は
少なくなっております。
施術時間も短くなっております。
それでも効果は、上がっています。
自分の力を抜き、患者さんの力も
抜いてもらうという考え方です。
そして、
説明に注力しております。
患者さんに納得してもらい、
姿勢なり、深呼吸なり
行動をして欲しいのです。
『痛みのしくみ』や
『体のしくみ』を
学習して欲しいのです。
施術も大切ですが、
もっと大切なのは
患者さんが今までの悪い習慣に
気が付いて、
良い習慣を実行してくれれば
痛みを出さない体になるわけです。
患者さんの様に
痛みや症状に囚われている人は
自分が囚われていること自体に
気が付いていないこともあります。
『痛み』自体を疑ってみると
とても面白いです。
『痛み』とは『脳が反応』しているだけ。
『脳はだまされやすい』ので
すぐ反応してしまいます。
で、痛みが常態化してしまうと
痛くて『当たり前』になってきます。
こうなってしまうと
行動を変えていくのも
なかなか変えられません。
『私はこうなんだ!』
『私はこういう人間だ!』
『腰は痛くて当たり前』
と自分でラベルを貼ってしまうのです。
ここまで来てしまうと
引っ張っても、
叩いても
思い込みというラベルは
なかなか剥がれないでしょうね。
残念ですが。
なので、
『当たり前を疑ってみる』
柔軟な発想が大切なのです。
あなたはどうですか?
条件反射のように
痛くなったら、
『薬を飲む』か『病院に行く』?
まずは落ち着いて
『何がいけない』のか
『何がいけなかった』
考えてみるのも
アリだと思います。
今回はこのへんで
また次回(^_^)/~
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。