こんにちは、
院長のイトーですヽ(^o^)丿
今回のテーマは、
『伝えること』の大切さです。
私は日々、
患者さんの患者さんに対して、
色々なことをお伝えしています。
言葉で伝えるのはもちろんのこと、
ホワイトボードに言葉を書いたり、
骨格模型を使って、
『ここがこうなっているので~』
とイメージしやすいように
努力していますが、
それでも、
もっとわかりやすく伝えられないかな~
(´・ω・`)
と思考を巡らせております。
で、先日
娘が運動会の出し物(?)で
側転ができてないので、
練習を一緒にしました。
最初、
どれくらいできているのか
見せてもらいました。が、
10段階評価の『1』ですね。
わたしも
この依頼を受けてから、
どうしたら、
効率よく、教えられるか
考えました。
『んー...、
プロの方の演技を見よう!!』
と動画を検索
すると、
懇切丁寧に『側転のしかた』を
教えてくれている動画を発見し
何度もくり返し見ました。
この予習があったので
娘にも落ち着いて
対応できました。
ここで、
日頃の『いかに伝えるか』の
本領が発揮されたように感じます。
娘には、
遠慮なく今の現状を伝えます。
かろうじて、横には回っているけど
膝と腰と股関節、肩も伸びてないので
10段階評価中の『1』です。
娘『あ、やっぱり(;´∀`)』
『うん、もしかして側転の
イメージができてないかもね?』
娘『?』
『側転て立っている状態から
頭と足の位置が逆になるので』
娘『うん』
『もしかして、この状態がこわい?』
娘『うん、こわいかも』
『だよね。普段しないからね。
頭が下で、足が上に来るなんて』
では、
側転のイメージをつかみつつ、
逆立ちの練習もするよ(=゚ω゚)ノ
本番まで1週間しかないので
チャッチャとやるからね。
実技の練習時間は朝の30分間と
夜の寝る前30分間
この時間以外は
自分が側転をしているイメージを
していてね。
と伝えました。
そんな感じで3日間でなんとか
かたちにはなってきました。
水曜日の夜の時点では
10段階中『5点』です。
娘には『5点だね。よくて6点かな』
娘『(-ω-;)ウーン』
でも、だんだんと膝も腰も
伸びているから、明日は『7点』くらいに
なると思うよ。
娘『動画、撮ってみて』
そうだね。いいかも。
今の自分の状態を見てみよう。
動画を撮って、
何が評価を下げているか
自分で理解したみたいです。
よし、今日はここまで!
つづきは、明日の朝!!
今日のこと忘れずに
側転ができてる自分をイメージしてね。
こんな感じで、
木曜日『7点』⇒『6点』
金曜日『6点』⇒『8点』⇒『9.5点』
土曜日朝『9.0点』
あれ?
最後の朝に評価が下がったのは
『疲れ』と『足の痛み』で
金曜日ほどキレイに回れていなかった
ので。残念(´;ω;`)
私としては、
金曜日の夜の時点で練習は終わって
いました。
この時点で
感動して泣きそうになっていました。
『評価1』が1週間たらずで『評価9.5』
ここで、私が感じたのは
『伝え方』と本人をいかに
『やる気』にさせるかです。
木曜日の夜に評価が下がったのは
『できない』というマイナスのイメージが
徐々に大きくなってたのか、
できてたものが、できなくなってたので、
マイナスイメージを振り払うように、
娘に伝えました。
『君ならできるよ』
『絶対、できる』
『評価1だったのに、7まで来たじゃん』
『絶対できるよ。できないのは、
できないというイメージを持っているから』
『だから、できないというイメージは
捨てよう? OK?』
娘『...うん(;・∀・)』
最後の方は、
コーチと選手の立場が逆転しているような
気がしました。
娘に教えられているような気がします。
私のポテンシャル(潜在能力)を
引き出すのはあなた(コーチ)
しだいですよ!と。
今回はこのへんで
また次回(^_^)/~
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。